「ドン・カルロ」出演者のご紹介(キャスト)

公演まであと1週間。ここで「ドン・カルロ」に出演するキャスト陣を一挙にご紹介いたします。

演者により役柄のキャラクターが変化するのもオペラの面白いところ。本音を言うと、両日聴き比べがおすすめです。

オペラ「ドン・カルロ」(全四幕・字幕付・原語上演)
9/20・21 午後2時開演@テアトロ・ジーリオ・ショウワ(新百合ヶ丘)
ご来場をお待ちしております!

◆フィリッポ二世
東原貞彦(9/20)&狩野賢一(9/21)

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カトリックの権威のもとで、王として、夫として、父として苦悩するフィリッポ二世。第三幕冒頭の「ひとり寂しく眠ろう」は、ヴェルディがバス歌手に与えた屈指の名アリアです。

(9/20組―フィリッポ二世:東原貞彦より)
「ドン・カルロ」は声楽を始めた頃から大好きな作品でした。フィリッポ二世は難役ですが、憧れの役を歌い演じられる幸運に感謝しつつ頑張りたいと思います!!
素晴らしいキャストとスタッフが集まり、お客様にご満足頂ける公演になると確信しております。是非お越しください!!!

(9/21組―フィリッポ二世:狩野賢一より)
暗く重いこのオペラの中でも一際大きな役割を果たすフィリッポの心の中には、冷血、虚勢、強硬、孤独、嫉妬といったものが常に同居しています。そういうものを全てひっくるめた大人の男の哀しみ、色気みたいなものを感じて頂けることを理想として、現在試行錯誤中です。
この憧れの役を演じるのは今回で2回目なので、少しでもより理想に近付けるように、より多くのものをお客様に感じて頂けるように、頑張ります。
どうぞお楽しみに!

◆ドン・カルロ&ロドリーゴ
所谷直生&ヴィタリ・ユシュマノフ(9/20)
小野弘晴&香月健(9/21)

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エリザベッタへの愛に苦しむカルロ。フランドル解放に命を捧げるロドリーゴ。二人の青年は唯一無二の親友でもありました。

(9/21組―ドン・カルロ:小野弘晴より)
ヴェルディ円熟期の傑作「ドン・カルロ」―キャストの誰にスポットを当てるかによって物語の印象が変わってくる作品だと思います。
運命に翻弄され、何かを成し遂げたい強い情熱はあるけどそれをうまくコントロール出来ずに危うい方向へいってしまうカルロ。
そんなカルロは親友ロドリーゴによって導かれていくのですが、4幕のエリザベッタとのデュエットは、カルロの苦悩や孤独が多くの犠牲や想いによってようやく落ち着きどころを見つけたとてもロマンティックで神聖なナンバーで僕の1番好きな場面です。身近にあった幸せを失った彼の苦悩と孤独を、自分の声でカルロに当てられた旋律に乗せてどう表現するのか…難しいけどやりがいのある役です。カルロは常に葛藤と苦悩、強さと弱さを持って舞台に登場し、それをどう他キャストと併せていくのか。これにつきます。
そして、修道士の歌う「この世の苦悩は天でのみ静まるのだ」のテクストにカルロの全てが入っていると感じています。
皆さんのお力を借りて歌わせて頂きます。どうぞ宜しくお願い致します。

(9/21組―ロドリーゴ:香月健より)
ヴェルディ作品の中でも特に渋くてカッコいい「ドン・カルロ」。ロドリーゴ役は多くのバリトン歌手にとってのあこがれの役ではないでしょうか。今回、このロドリーゴ役を演じることになり、ものすごいプレッシャーを感じていますが、精一杯演じたいと思います。

◆宗教裁判長
フランチェスコ・エッレーロ・ダルテーニャ(9/20 & 21)

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盲目の聖職者であり、カトリック教会の絶対的な権力を有する宗教裁判長。物語の進行の鍵を握る同役を演ずるのは、名バス歌手フランチェスコ・ダルテーニャ。同氏はミラノ・スカラ座、ジェノヴァ・フェリーチェ歌劇場、ヴェローナ野外劇場、メトロポリタン歌劇場など世界の主要歌劇場にて主役を務め、ムーティ、アッバード、サンティ、メータなど著名な指揮者との共演も多い。去る9月10日、無事に来日しました。

◆エリザベッタ&テバルド
平野雅世&原田恵(9/20)
宮澤優子&鈴木絵理(9/21)

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若くして政治的思惑に巻き込まれたフランス王女エリザベッタ。エリザベッタは多面的です。まさに十人十色。光の当て方次第で、様々なエリザベッタ像に出会えるのも、この作品の魅力の一つです。エリザベッタの小姓として宮廷内を走り回る少年テバルドとの対比軸もなかなか面白いかもしれません。

(9/20組―エリザベッタ:平野雅世より)
今回の舞台に立たせて頂く事に感謝し、憂いの中にも凛とした強さを持つエリザベッタとして生き抜きたいと思います。

(9/21組―エリザベッタ:宮澤優子より)
フランス王女として生まれ、国や政治のために生きる男たちの妻となるべく育てられ、スペイン国王の妻となったエリザベッタ。
 愛する人との愛に生きる事を許されない人生。
 どんな状況でも清く美しくまっすぐな白百合のような心。
 信じ続けること、正しくいることを続ける強い愛。
 王妃の中に生き続けるひとりの女、エリザベッタ。
美しく壮大なジュゼッペ・ヴェルディの音楽の中でエリザベッタとして素晴らしい共演者の方々と生きれることが本当に幸せです。
皆さま、どうぞお運び下さいませ!!

(9/20組―テバルド:原田恵より)
テバルド役を通じて、陰謀と欲望渦巻く大人の重濃…な世界に、少年らしい明るく爽やか~な風をふっと吹かすことができれば、と思いつつ臨んでいます!

◆エボリ公女
栗田真帆(9/20)&末広貴美子(9/21)

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絶世の美女だが嫉妬深く激情的。でも憎めない素直さも垣間見られるエボリ公女。

(9/20組―エボリ公女:栗田真帆より)
権力と陰謀と愛憎の渦巻く大河ドラマの様なこのオペラ。お稽古には気力も体力も要りますが充実しています!
エボリは宮中の女として愛を得たいが故に、邪推と不倫の罪を犯します。私はこの役に向き合って“美しさは罪”という言葉について、初めて真剣に考えています(笑)
舞台の上で情熱の絶世の美女に変身できるよう、本番当日まで頑張ります♪

(9/21組―エボリ公女:末広貴美子より)
エボリ公女の美貌とそこからくる自意識過剰、火並外れた思い込みの激しさをどのように演じられるか、これがドラマ進行の上でもキーポイントだと思っています。エボリ役は、死ぬまでに1度は演じてみたいと願っていた役でした。思いがけず頂いたこのチャンス、全力で挑戦してみます!!

◆修道士
普久原武学(9/20 & 21)

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フィリッポ二世の父であり、ドン・カルロの祖父であるカルロ五世の亡霊として登場します。冒頭と最後に登場し、ストーリー全体を支配する存在とでもいえましょうか。フライヤーの背景はこの修道士をイメージしています。

(修道士:普久原武学より)
修道士は冒頭から現れ、物語の鍵を握る重要な役だと思っています。
恐い中に優しさも含み、全てを包み込むように出来たら良いなぁと日々研究しております。
今回は宗教裁判長のアンダーもやらせていただき、各地で活躍している皆様と稽古を積めて沢山勉強させて頂いています。

◆レルマ伯爵/王室の布告者
中野雄介(9/20)&真弓智也(9/21)

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レルマ伯爵は宮廷の警備を担当する親衛隊長。民衆による合唱の先陣を切る王室の布告者も兼務します。

(9/21組―レルマ伯爵/王室の布告者:真弓智也より)
ヴェルディの傑作オペラを学生時代からの仲間や藤原歌劇団等の皆様と共演できてうれしいです。頑張ります!

◆天よりの声
山﨑陶子(9/20 & 21)

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二幕二場の大合唱の最後の最後に、突然降ってくる「天よりの声」。

(天よりの声:山﨑陶子より)
この世に希望を見いだせず、死後の世界に救いを求める人物が多いこのオペラの中で、一つの回答が示されているのかなとも思います。

◆稽古ピアニスト
伊藤友香&斎藤真理香&齋藤亜都沙

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日々の稽古を支えてくれている大切な仲間です。

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